ohane15-20052006-01-10


旅行記の続きです。東京駅で食料調達するわけです。夜行列車に乗るときには当然することです。さて何に乗ったでしょう・・・。



です。しかも奮発してシングルデラックスだったりします。しかも、出雲に連結されているA寝台は日本で最後の国鉄オリジナルのオロネ25です。*1


と言うわけで乗車。やっぱりA寝台だけのことはあります。A寝台に乗って少しすると東京を発車します。で、客車って発車時のがっくんがあるよなぁと思いながら待っていると、スムーズに走り出します(加速は遅かったですが)。ベテランの運転士だったんでしょうか。

やっぱり、通勤ラッシュの中を走るので優越感
あります。すぐに検札が来ました。出雲のマークが入ったタオルをもらい、鍵をもらいます。やっぱり鍵があったほうが安心感があります。

そうこうしていると横浜着。ここで、写真をとっている人が居ます。あれっ、よく見ると
あの人、

新子安でも東京でも見たんですけど

車番をとって(食堂車混み過ぎ)、ゆっくりベッドに座っていると熱海着。さて、ここで、夜食を食べようかなぁ・・・と思いながらベッドメイクして弁当のふたを開けて・・・。

と意識が飛び・・・




ふと外を見ると



城崎温泉でした。




ほんと、悔しいです。京都での機関車交換見たかったのに。まあいいか。今度徹夜で京都駅に居て撮りに行くか。そのうち列車は香住に到着。


車内放送で

余部鉄橋で断続的に強風が


吹いているのでしばらくの間


運転を見合わせます


と言われました。この駅でははまかぜ2号との交換があるのでそれが来るまでは大丈夫です。


当然撮影タイム。まだ、7時台なので露出を-1,0ほどに下げて撮影。
一番まともに撮れたのは


でした。


浜坂からは車内販売が乗車するので車内販売がどこから乗ってくるか確認します。当然A寝台からだろなぁと思っていたがおおハズレ。食堂車での販売でした。もちろん出来る限り速く食堂車につきました。僕が並んだ後ろにもどんどん列が出来ていきます。大体7人目でした。すぐに買えるかなぁと思ったら4人目と5人目の人が1万円札出すし(5人目の人は釣りがないといって後回しになりましたが)。そしてかに寿司を購入。部屋で食べます。おいしかったです。どれくらい売れたのか食堂車に行ってみると駅弁屋さんが持ってきた段ボール箱1箱全部売切れでした。デジカメで中間車のオハネフの出雲のテールマークを傾きながら撮っているとさっきの駅弁屋さんが通りかかって通路をいったんふさぎ、正面から取れるようにしていただきました。

アリガトウゴザイマス。そして、その人にいつもはどれくらい売れるのか聞いてみると、

少ないときは20人ほどしか乗客が居なく

売れたのは


コーヒー2杯


だけだったことがあるそうです。それなら廃止になっても仕方ないか。


鳥取、倉吉と停まっていきます。寝台特急が遅れた都合で(自由席特急料金の出雲市鳥取は特定特急料金で1260円なので終点まで乗ってもかまわなかったのですが)米子で降り、新見まで行って

姫新線で津山へ向かいます。姫新線には予想通り

5メートルだけ制限25キロ

とかがしょっちゅうありました。交換駅だったのを片方の線路を剥ぎ取って棒線化した駅が大量にありました。津山で乗車券(津山〜相生)と急行つやまの急行券(乗継割引)と岡山〜相生の新幹線特急券を買って急行つやまに乗車。キハ58が来てほしかったのですがそんなはずはなくキハ48の2連。




ちなみにほかの速達列車はすべて快速ことぶきになったのにこれだけ急行で残っているのは津山市の陰謀だと言う説があるようです。



岡山についてきび団子を買って(部員用に買ってくるの忘れた。すみません。)100系の新幹線に乗り込みます。

昔のグリーン車から転用したシートなので乗り心地はいいのですが、速さが感じられない。あまり速く動いていると感じない。なぜだろう。


そうこうしているうちに相生着。やっぱり新幹線は速い。相生からは新快速長浜行きに乗ります(もちろんM車)。これを聞くともう関西に帰ってきたのかと思ってしまいます(まだ姫路なのに)。三宮、芦屋と目が覚めたにもかかわらず、ふと気がつくと尼崎停車中で8番線、ドアが閉まりますとか言っています。仕方ないので大阪まで行くことに。大阪から東海道線から山陽本線直通姫路行きの快速に乗って尼崎で同一ホームで乗り換えて新三田着。長い旅が終わりました。

*1:ちなみに、はやぶさ・富士のは・・・と思われる方が居られるかもしれませんが、はやぶさ・富士の車両は2005年の2月ごろに15系への改造が行われました。形式はオロネ15−3000番台です。