千葉の回送列車脱線:赤信号見落とし進入 JR、運転士の処分検討 /千葉

 千葉市JR東日本千葉支社幕張車両センターで6日、移動中の入れ替え列車(10両編成)が脱線した事故。同列車の男性運転士(56)は「交差点で信号を確認しなかった」と話しており、同社は赤信号でポイントが切り替わらないのに交差点に進入したため、脱線したとみている。
 同社によると、事故は同日午前10時ごろ、千葉市花見川区幕張本郷5の同センター内の交差点で発生した。入れ替え列車が交差点の赤信号を見落として進入し、ポイントを壊して脱線。さらに、退行したため左側へ大きくはずれ、並行する線路上に停止していた回送列車(6両編成)の先頭車両に衝突した。運転士と回送列車の男性運転士(46)のいずれもけがはなかった。
 入れ替え列車はU字形の大型洗車機を前後しながら、車両を洗浄しており、信号は直前に赤に変わったとみられる。同社は運転士の処分を検討する。事故の影響で総武線快速列車(津田沼―千葉駅間)2本が運休となった。


 一度のミスだけで処分するというのもどうかと思うんですが。人間というのはミスは絶対にしてしまうものですし。