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高速船:空港アクセス、競争激化 来月1日、四日市セントレア間に就航 /三重


 ◇高速バス運行の三重交通が3点セットで対抗
 ◇格安回数券・発着場の駐車料値下げ・ダイヤ改正
 四日市中部国際空港セントレア間に4月1日から高速船が就航するのに合わせ、船にバス、鉄道など、四日市セントレア間の交通アクセスの競争が激化している。特に高速バスを運行する三重交通は、高速船就航に対抗し、格安の回数券発売と発着場の駐車場料金の大幅値下げ、ダイヤ改正の三つを打ち出した。【中村宰和】
 高速船を就航させるセラヴィ観光汽船は、所要35分で、1日10往復。年間21万5000人の利用を見込む。大人料金は片道1690円で、233台利用の無料駐車場がある。若杉譲二社長は「とにかく速いし、乗り心地は快適だ。予定就航率は96%と高い。北勢地区は人口が多いうえ、発着する港からの道路アクセスもいい。需要があれば増便を考えたい」と自信をみせる。18、19日に行われた市民対象の無料試乗会には、定員1000人に対し、1万1569人が応募する人気だった。
 対抗策を打ち出しのは三重交通の高速バスだ。近鉄四日市駅前から所要約80分。大人片道2000円だが、高速船に対抗し、4枚つづり回数券を6000円で販売する。1回あたり500円割引と格安に。駐車料金も、新正車庫(50台収容)と生桑車庫(150台収容)で、現行の1日200円、5日以上1000円から、何日駐車しても1台200円に値下げ。ダイヤ改正で、高速船のセントレア発の最終便の午後9時50分発よりも遅い便を設定。最終便を現行より45分遅らせて午後10時15分発を増発する。運行本数は行き15本、帰り16本に。この1年間の利用客は約14万人で、名古屋空港時代の路線より15%以上伸び、採算ベースに乗っているという。同社は「高速船には速さの利点があるが、こちらは高速船よりも多くの運行本数を確保した。影響がどの程度あるかはわからない」と説明している。
 このほか、本数の多さや時間の正確さなどで便利なのは、名古屋駅乗り換えで、近鉄名鉄を利用する方法だ。料金は大人片道1460円で、特急利用時は特急料金が必要。料金面では「JR&中部空港バスきっぷ」が1200円と最も安い。JRの列車を使って、名古屋駅セントレア間はJR東海のバスを利用する。マイカーを利用する場合、ある業者は、空港対岸部の駐車場料金を2日間2700円、3日間4050円、4日間5200円と設定。ペット預かりも別途受け付ける。


 JR&中部空港バスきっぷですが、高蔵寺豊橋四日市などからの便はまだいいとおもうんです。なぜ、尾張一宮があるのかが疑問です。普通に名鉄に乗った方が早いし、のりかえ
いらないし、JR東海の幹部もそれくらいのことは分かっていると思うんですけどね。