「こしょう」表示廃止へ 踏切死亡事故受け国交省

 「こしょう」(故障)の表示が出ている踏切に立ち入って列車にはねられる死亡事故が東京都と愛知県で相次いだことを受け、国土交通省は29日、全国の鉄道事業者に対し、踏切に「こしょう」の表示を出さないよう指導する方針を決めた。
 同省によると、遮断機が一定時間下りたままだと「こしょう」と表示される警報機は全国に約1万8300カ所あり、9割以上がJR各社の保有
 事故を受け、JR東日本、西日本は表示廃止を表明。JR東海は「こしょう」の表示が出ても渡らないよう注意する看板の設置を進めている。

 昔は、運行密度が低かったから、「こしょう」と表示できたんでしょう。今は、踏み切りの手前で人身事故があって一定時間たつと、その先の踏切が閉まりっぱなしで「こしょう」と表示されるわけで。昔も今もシステム自体は変わっていないが、昔と最高速度が違う(特急こだまとかの例外はあるが)から、あっても大丈夫だったのでしょうか。