N700系量産車の仕様決定
http://jr-central.co.jp/news.nsf/news/2006329-141352/$FILE/ryousannsha.pdf


 N700系については、平成17年4月から量産先行試作車による走行試験を実施し、現在までにおいてその基本性能が確認できたので、今後、両社で製作する量産車の車内環境を含めた仕様を、下記のとおり決定しました。
 N700系では、最新の技術を導入した新しいサービスを開始するとともに、お客様の多様な
ニ−ズに対応した「さらに快適な車内空間」を提供します。
 なお、平成19年に、営業運転を開始する予定です。


詳細
1. くつろげる、安らげる、上質な車内環境を提供 ○ 高性能セミアクティブ制振制御装置の全車搭載などによる
「さらなる乗り心地向上」
○ 日本初の全周ホロ採用などによる「車内の静粛性向上」
○ 全座席禁煙、喫煙ルームの設置による「車内の完全分煙化」
○ 座り心地や機能性を大幅に向上した新型シートの採用などによる
グリーン車のグレ−ドアップ」
○ ゆとりを増す「普通車の座席幅拡大」

2. ビジネスパーソンにとって最高の車内環境を提供 ○ グリーン車全座席、普通車窓側席などに「モバイル用コンセントの大幅増設」
○ 背面テーブルを「パソコンサイズに大型化」、さらにグリーン車ではスライド化も
○ デッキ部の静粛性を向上させ、「快適な通話環境[携帯電話]を実現」
○ 高速走行中も使用可能な「インターネット環境」の充実をめざす
(当面は東海道区間

3. さらに快適にご利用いただくための充実した車内サービス ○ 「車内テロップの大型化」により、2段表示も可能。マルチカラーで分かりやすく
○ 「多目的トイレスペースを拡大」し、
新幹線車両として初めてオストメイト設備を設置
○ 「荷物棚のサイズを拡大」し、キャリーバッグなども搭載可能
○ 車内セキュリティを一層強化するため、デッキに「車内防犯用カメラを設置」

N700系は、「電力消費量を対700系比で10%低減」することを目標としていましたが、走行試験の結果、全周ホロなどの効果により「対700系比で19%低減」できることが確認できました。
N700系は、地球環境保全に大きく貢献していきます。

 まあ、いいことです。新幹線の特急料金は非常に高いですから、普通車にもつけていいと思います。ただ、今まで以上に窓側席の争奪戦が激しくなりそうな気が。おいこら。銀河のB寝台にもついてないぞ。ビジネスマンにとって、余計に銀河の印象が悪くなりそう。